タミヤ 1/12 No.47 エンツォ・フェラーリ

2002年に発表されたフェラーリのフラッグ・シップ、エンツォ・フェラーリを超精密再現したプレミアム・モデルです。
模型全長392mm、全幅173mm、全高95mmという文字通りのビッグスケールキットで、製作時の作業スペースの確保、完成後の展示スペースを確保してからでないと取り掛かれない大きさです。複雑な形状を見せるメインモノコックは一体成形！ここに足回りやエンジンなどを取り付けていくという、実車そのままの組み立て工程を追体験出来ます。前後のサスペンションはアーム類をダイキャスト製として強度を確保、ダンパー、スタビライザーと共に可動します。リアサブフレームに搭載するＶ型１２気筒エンジンも精密にモデル化され、各種パイピングにより作りごたえもたっぷりです。ダイナミツクなフォルムのボディは実車に即した分割方式を採用。ガルウィングタイプの左右ドアは、スプリングとオイルダンパーにより、実車同様のスムーズな動作で跳ね上がります。フロントフード、リアカウル等、完成後に不安の無い可動を愉しめるよう、金属ヒンジで強度を確保しています。大型モデルでパーツ重量も大きい為、各部の接合には接着の他、要所要所は極小ビスも使用して完成時の強度を高めています。それと極小ビスによる組立は、まるで実車を組み立てるマラネロの熟練工（フェラーリのメカニックは社内教育も含め、特上スキルを持った極一部の人間しか、これら超高級モデルの組み立てには携われません。）になったような至福の時間を味わえます。フロントグリルをはじめボンネット、リアカウルのメッシュ部分はエッチングパーツが用意され、強度と精密感が確保されています。アイポイントとなるサイドミラー面、ルームミラー面、フェラーリのロゴ等はインレットマークが用意され、簡単に精密感を演出出来ます。
出品キットは購入後、冷暗所で大切に保管してまいりましたので、新品同様のコンディションと思います。但し、大判のエッチングパーツについては、中仕切りにべったりと糊付けされていました（タミヤさんらしくない）ので、変形防止の為、剥がして別保管していました。その為、中仕切りにはビニール袋を剥がした跡があります。個人保管ですので、外箱には若干の擦り傷、窪み等はありますが製作には全く問題ないレベルです。
一生に一度は作りたい超絶モデルです。　是非、どうぞ。

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