LEVI’S® 501 Big-E S-Type

LEVI’S® 501 Big-E S-Type

1960年代後半頃、501XXから501 BigEへの移行期間に製造されたモデル。

1962年から1966年の間で12工場も増え、急激な増産のために持ち上がった問題が品質低下であった。
1966年、大量生産での品質維持と改良、品質向上のために品質審査部が設立された。

そして導入されたのがパッチに印刷するＡ、Ｓ、Ｆの品質管理だった。（らしい！）
　Ａ＝優秀
　Ｓ＝ＳＡＴＩＳＦＡＣＴＯＲＹ
　Ｆ＝ＦＡＩＬＵＲＥ
余談ですが、アメリカの成績評価にはＡＢＣＤＥＦの６段階評価があって、ＡＢＣＤまでが合格、Ｅが条件付合格、Ｆが不合格と言うランキングがあるらしい。（ライトハウス英和辞典より）

このリーバイス501 Sタイプの紙パッチはステッチの穴からどんどん剥がれる様に壊れていきました。
後期紙パッチの67〜69年物です。
買った時にはデッドストックだったので水洗いして生のまま履き始めました。
ベルトループとポケットの上端のステッチがイエローステッチ糸で、他はオレンジステッチ糸です。

ネオバボタンのストラウスのRの縦が長いフォントです。
トップボタンの前端はダブルステッチ。
セルビッチ使いですが、赤糸は入っていない様です。
ネオバボタン裏には6の刻印。
ヨーク部分には何かのパーツの管理用かと思われる数字がマジックか何かで書かれています。

色もまだ落ちていなくて当時のままのインディゴブルーです。
これからゆっくりと経年劣化を楽しめます。

size:W31、L29

ウエスト:38
ヒップ:53
股上前:29
股上後:37
股下:66
わたり:30
裾幅:20

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